コラム 2026.05.08
自己紹介に2時間20分かかった大学生が、最後に“言葉が溢れた”2日間の話
こんにちは!こんばんは!おはようございます!
金沢学院大学経営学科3年生の丸山翔こと、かけるんです!
今回は僕が必死に向き合い挑戦したはるまき家インターンでの成長や気づきをレポートとして出来るだけ新鮮なままお伝えしていこうと思います!
一人の大学生が壁に当たり・悩み・挑戦し、大きく人生観が変わっていく姿をお楽しみください!
はじめに
僕はすごく自惚れていました。
「自分は周りより凄い!」
「やろうと思えば何でもできる!」
まだ何もできておらず、何も成し遂げていないのに、
根拠のない自信だけがありました。
もちろん態度に出したりはしません。
ですが、心の奥底にはたしかに“自惚れる自分”が存在していたのです。
「このままではとんでもない大人になってしまう!どうにかしなきゃ!」
そう考え、行き着いた先がはるまき家での2Dayインターンでした。
これは、自分自身の中にあったモヤモヤとの戦いだったのです。
きっかけは1つのレポート
きっかけは、2/15に「ばーはる」で出会ったあやかさんの存在でした。
あやかさんは僕の一つ前にはるまき家インターンを行った先輩です。
※「ばーはる」:はるまき家で不定期開催されるイベント
当時、完成したばかりのインターンレポートを見せていただいたのですが、
そこにはあやかさんが「はるまき家インターン」をしている際にぶつかった壁や気づきが、
等身大の言葉で綴られていました。
「これは、自分を変えるチャンスだ!この機会を逃したくない!」
そう思い、はるまき家インターンに志願しました。

試練その1:自信100点の目標が実は…
初日は、自信満々で現地へ向かいました。
前日に考えた目標は、「これ以上ない」と思えるほど完璧です。
さとおさんに「目標考えてきた?」と聞かれ、
僕は迷いなく次の目標を伝えました!
最初に立てた目標
・来たお客さんに良い気分で帰っていただく!
・学びを常に言語化する
・自分から一つ何か行動を起こす
・プロ意識を持つ
もちろん、自己評価は100点でした!
ですが30分後、すべてが崩れます。
「どのくらい達成できてる?」さとおさんにそう聞かれた瞬間、
あれ…どうやって振り返かえろう…
- 良い気分ってどう判断する?
- 常に言語化の「常に」って?
- プロ意識って何?
つまり、
「目標なのに測れない」
僕が自信満々で立ててきた目標は、実は20点にも満たなかったのです。
※その後僕は約2時間30分目標を立てられずに悩み続けます
試練その2:自己紹介ができない
まだ目標も設定できておらず悩み続ける僕に、さらに試練が訪れます。
「お客さんに自分が何者なのか自己紹介してみて」
簡単そうに聞こえるこの一言。
ですが、これがどれほど難しいことか…
お客さんはキッチンカーへいつもの春巻きを買いに来ます。
そこに普段見かけない大学生がいると「この子は、誰だろう?」
疑問が生まれます。
ですが、お客さんの方から聞いてはくれません。
また、突然こちらから「インターンしてます!大学生です!」と言ってもお客さんを驚かせてしまうだけです。
つまり「相手に疑問を残さず簡潔に自分が何者なのかを伝える」ことが必要でした。
2時間20分の試行錯誤の過程
①「このはるまき家でインターンをさせてもらっています。大学二年生です」
→ インターン?名前は?(アドバイス無しに考えた自己紹介)
②「はじめまして!今日はるまきを売っています!はるまき屋インターン生のかけるです!天気が良くて気持ちが良いですね!」
→「春巻き売ってるのは知ってるよ!」まだ?が残る
③「はるまき家インターンしています!大学2年生のかけるです!」
→ひとまず誰かは分かった。だけど「なぜ急に自己紹介をされたんだろう?」まだ疑問が残る。
④「はるまき家インターンしています!大学2年生のかけるです!普段いないので自己紹介させていただきました。」
→ここまで考えるのに2時間20分!とりあえず誠意は伝わりそう。
“伝える”ってこんなに難しいのか…
ここで初めて実感しました。
気づきその1:はるまき家インターンの正体とは
はるまき家インターンは、普通の飲食店バイトとは違います。
- 春巻きを売るさとおさんの横で様々な場面を経験する
- さとおさんクイズによる脳のストレッチ&レクチャー
- 常に自分自身と向き合い、パソコンに自身の思考をアウトプットし続ける
- お客様とのコミュニケーションを通して実践する
👉 内と外へ思考を高速で切り替えながら、同時に考え続ける環境
これが、はるまき家インターンの正体でした。
気づきその2:“数量的目標”との出会い
その後、スタートから約2時間30分かけ初めて目標を設定することができました。
新しい目標
・自分から10個行動する
・学び(気づき)を100個書き記す
最初に立てていたものとは違い数字が入っていますね。
数量的にすることで振り返る際には数えることで今自分は何%達成できているのかを知ることができます。
これこそが正しい目標の立て方でした。
「測れる目標じゃないと振り返れない」
今までの自分は「なんとなく頑張る」「なんとなく振り返る」そんな状態だったのです。
気づきその3:自己評価のズレ
さとおさんはインターンの合間に必ずインターン生に自己採点のタイミングを作ってくれます。
「さっきの自分の接客は何点だった?」
僕はこう答えます。
「80点くらいでした!」
でも次に来る一言で崩れます。
「目標と照らし合わせてみた?」
そういわれ2〜3分考えると、
「20点もいってなかったです…」
この受け答えが2・3回ありました。
ここで気づきます!
「僕って自分自身が感じる自己評価が目標と大きくずれているのでは?」
これはよく考えると当たり前のことでした「数量的な目標」を設定してこなかったので目標とすり合わせ振り返る習慣が身についていません。
- 「振り返れる目標を立てていなかった」
- 「日常的に振り返っていなかったから目標設定がズレる」
2つはお互いに作用しあっているように感じます。
この気づきを得ることができたことこそが1日目前半のハイライトとなりました。
感動その1:あゆさんが来てくださった!
1日目前半をカオスになりながら進めていると、前日の「ばーはる」でお会いしていたあゆさんが顔を出しに来てくださいました!
当時の僕の心境
「会ったとたんに号泣しそうになった!」
「本当に嬉しい!安心感!」
「メンタルが90/100に回復!」
「レポートで読んでいたけどまさかここまで感動するとは思わなかった!」
初めにさとおさんから
「今のところ一番の成果は?あゆちゃんに説明して」
そういわれた際
「やっと自己紹介できるようになりました!」
と自信満々に答えました。
「・・・え?自己紹介できるようになった?どういうことだ?」
あゆさんは戸惑っておられました。
心の声「あっ…全然説明できていない…」
そこでもう一度さとおさんからチャンスをもらえます。
「一番の学びをもう一度伝わりやすく説明して」
「自己採点で80点だったものが目標とすり合わせると20点ぐらいだという自身のズレに気づくことができました!」
今度は具体的な数字を出したことでうまく伝わりました。
成功と失敗をしながらも午前中までの学びをあゆさんに説明(再度言語化)することで整理ができ初日の前半は幕を閉じました。

あゆさんとのツーショット!わざわざ来てくださってありがとうございます!

試練その3:“うまくやってる自分”への違和感
後半の僕は一見すると、うまくいっているように感じました。
- 大きなミスも減る
- 会話もスムーズ
- 声も少しづつ出るように
- 「ありがとうございました」といった一言も自然に言える
でも、ふと思いました「あれ…失敗してない?」
はるまき家は「失敗する場所」なのに、
「失敗しないようにしている自分」がいました。
午前中はあれだけカオスで、2時間以上も自己紹介や目標設定に悩み続けていたのに、後半はどこか“無難にこなしている自分”がいたのです。
試練その4:集客
そしてもう1つ、大きな課題が浮き彫りになります。
それが「集客」です。
今回、僕は事前に「来てほしい人」に対して声をかけていました。
でも実際に来てくれたのはあゆさん1人です。
冷静に考えると、
- SNS発信していない
- DMやSlackで声をかけただけ
「これは本当にやり切ったと言えるのか?」答えはNOでした。
本気で集客をする人は違います。「どうやったら来てもらえるか」を徹底的に考え、使える手段をすべて使い切るはずです。
この時点で、僕はまだ“本気側”には立っていませんでした。
1日目のまとめ
2日目に向けてやるべきことは明確でした。
- 集客は「やり切った」と言えるレベルまでやる
- 数量的な目標を設定する
- 目標が本質からズレていないかを再度確認する
- 自分の環境を見直す
- インターン生のnoteをあと3人分読む
やることはたくさんあります。
でも不思議と、ネガティブな気持ちは一切ありませんでした。
むしろ「やっとスタートラインに立てた」そう感じました。
1日目は、できたことよりもできなかったことの方が圧倒的に多い一日となりました。
ですが、それ以上に「自分は何ができていないのか」「どこがズレているのか」これをここまで鮮明に理解できた経験は初めてです。
だからこそ1日目は、失敗ではなく“準備”だったのだと思います。
そして僕は強く思いました「2日目は、今日よりも失敗する!」ここからが本当の勝負です!
初日終了時点での目標
「自分から10個行動する」6つ(達成度60%)
「学び(気づき)を100個書き記す」63個(達成度63%)
2日目スタート:ドキドキの目標設定
2日目は1日目と全く違った感覚で家を出ました。
1日目の反省をもとに、目標はすべて数量的に設定!
何度も見返し「これは本当に振り返れる目標か?」と考えました。
2日目の目標
・学び(気づき)を50個書き記す
・知り合い5人呼ぶ
・思いやり行動10個
今回の目標の中で個人的に一番不安だったのは知り合い5人以上に春巻きを食べに来てもらうことでした。
絶対に来てと強制することはできないので、1日目の大変だったことや成長したことを話して「頑張ってる姿を見に来て」と声をかけることしかできなかったからです。
ワクワク3、ドキドキ5、覚悟2
そんな感覚で、2日目のインターンはスタートしました。
試練その5:言語化できない
2日目の最初はいきなりつまづくところからのスタートでした。
さとおさんから
「1日目の振り返り、説明してみて」
そう言われた際にうまく説明できなかったのです。
「あれ…伝えられない」
その瞬間、自分の中で理解していた“つもり”だったことに気づきました。
言語化できないものは理解していないのと同じです。
いきなり、自分の未熟さを感じるスタートとなりました。
試練その6:友達が来たのに嬉しくない?
そうして午前中インターンを行っていると、友達が3人来てくれました!
来てくれてとても嬉しかったのですが何か違和感が…
初日のあゆさんと会った時に比べると僕自身の中で心の動きが小さかったのです。とても不思議でした。
さとおさんにも「仲良くないの?」と聞かれました。
「受け答えが全然うれしそうじゃなかったよ」
そう言われたとき、正直ショックでした。
なぜこんなにも違うのか、自分なりに考えました
- あゆさん=わざわざ来てくれた人
- 友達=絶対に来てくれる人
どこかで、“来てくれて当たり前”と思っていたのかもしれません。
また、午前中の僕は「良いところを見せよう」としていました。変に敬語になったり、無理に整った受け答えをしようとしたり。
その結果、「素の自分」ではなくなっていたのです。
心にモヤモヤが残りました…

気づきその4:“正解っぽいこと”をやめる
そしていると、もう一つ大きな出来事が起きます。
はるまき家常連の高校教員の方が、お客さんとして来てくださいました。
今回もさとおさんに
「今までの一番の学びを話して」
といわれます。
僕はとっさに
「さとおさんの神接客を目の前で学べていることです!」
と答えました。
ですが、そんな言葉は求められていませんでした。
先生はすぐに
「そうじゃない。あなたの一番心に響いた学びは?」
そう聞き直してくださいました。
そこで僕は気づきます!
僕は今まで、“正解っぽいこと”を答えようとしていたのです。
でも求められていたのはそこではありませんでした。
「どんなに泥臭くてダサくとも努力したこと、自分が何に気づいたのかを、自分の言葉で話すこと」
それが大切だったのです。
この瞬間から、僕の中でスイッチが切り替わりました。
「うまく見せるのではなく、ちゃんと向き合う」
ここから、2日目の本当のインターンが始まった気がしました。
そこからは、自分を綺麗に見せようと考えるのはやめて、正面からお客さんに向き合っていきました。
相手のことを思いやった行動は簡単にできるものではありません、もしかすると余計なお世話になってしまうかもしれません。
それでも、挑戦し続けます!
相手の細やかな行動を見て気遣いを行い、何気ない一言でも「素敵な三連休になりますように!」と声をかけることで、笑顔になって帰ってくださるお客さんが増えていきました。
感動その2:友達がもう一度来てくれる
そうして午前の接客を終え、お昼ご飯を食べようとした際に声をかけられます。
「お金下ろしてきたから、もう一回ちゃんと買いに来たよ!」
そう言って、午前中に来てくれた友達3人が、もう1人連れて4人でもう一度来てくれました。
最初に来てくれた際は、美味しさを知ってほしいという思いや、いつもお世話になっているという気持ちもあり、「奢るよ」と言って僕がはるまきを1本ずつプレゼントしてしまいました。
ですが、今度は応援をするためにそして、はるまきが美味しかったからと、わざわざお金を下ろしてまで自分たちで買いに来てくれました!
正直、最高の気分でした!
やっぱり良い仲間を持ったなと心の底から思えましたし、2回目は全く違う対応、自然な笑顔を見せることができました。
さらにお母ちゃんの豚丼も食べエネルギーも一気にフルチャージされます!


感動その3:言葉よりも行動で
そうして午後も頑張っていると、以前からイベントなどでお世話になっていた「がーたいさん」が来てくださいました。
3年生で就活が忙しい中、時間を作って会いに来てくださったのです!
話をお聞きしていると就活がとても大変そうなご様子。
自分に何かできることはないかと考え、就活を頑張っているがーたいさんに少しでもエネルギーを届けられたらと思い、熱いハグをしました!
その後、さとおさんからがーたいさんのはるまき家インターンでの苦労話などを聞き、感動して思わず号泣したり、イシカワ事変という活動を一緒に頑張ってくれた「おさむん」がお父さんと来てくれたりと、さまざまな出来事がありながら時間はあっという間に過ぎていきました。
残り30分ほどとなり、当初自信がなかった目標も気づけば達成しています。
目標(17:00時点)
・「学び(気づき)を50個書き記す」63個(達成度126%)
・「知り合い5人以上に来てもらう」7人(達成度140%)
・「相手の事を考えた行動を10個行う」10個(達成度100%)
この時には、お客さんとのコミュニケーションもテンパることなく行えるようになり、自分自身の成長を実感しながらインターンに取り組んでいました!


感動その4:言葉が溢れ出た瞬間
そして2日目最後には、毎回はるまき家インターン生を応援してくださっているはるまき家常連の井波さんが来てくださいました。
今回のインターン最後となる学びの発表を井波さんにしていると、不思議なことが起こります。
それまで話していた「自分の自己評価と現実のずれに気づけた」という内容から、自然と言葉が変わっていきました。
その時、涙とともに出てきた言葉
「今回のはるまき家インターンを通して、僕の目の前に広がっていた迷いやモヤモヤがすべてなくなりました。今後、人生で進むべき道をしっかりと捉えれたことこそが一番の学びでした。」
人生で初めて、心の底から自然と言葉が溢れてくる感覚を味わいました。
今でもうまく説明はできないのですが、2日間全力でインターンに向き合ったからこそ出てきた言葉なのではないかなと思い、とても誇らしい気分でした!


まとめ
今回のはるまき家インターンではたくさんの人と関わり、たくさんの学びを得ることができました。
始めは「悩み・つまずき」の連続でした。
自己紹介ができないところから始まり、常に自分自身への失望や無力感との戦いでした。
ですが、それらの苦い経験に負けず正面から向き合い続けたおかげで2日目の最後には心から言葉が溢れてきたと思います。
今回のインターンで、自分の中にあった根拠のない自信は完全に無くなりました。今まで取り組み続けてきた活動に意味があった事・自分自身にとってどのような成長をもたらしてくれたのか、そこに確かな価値を見つけることができ、自惚れていた自分はもう居なくなっていました。
それと同時に、「どうすれば成長できるのか」という指針も初めて自分の中に持つことができました。
これからはなんとなく頑張るのではなく、
「自分と向き合い、行動し、振り返る」
そのサイクルを回し続けることで、本当の意味で成長していきたいと思います!
最後に
2026年大学2年生の春休みは、僕にとって一生忘れられない思い出となりました。
イシカワ事変で地域の未来に触れ、はるまき家インターンに挑戦し将来に希望を持ち、能登の現代集落で大人たちの輝きに憧れ、100projectで新たな仲間と出会いました。
今後の僕の人生に大きく影響する2カ月だったと思います。
未来のことはまだ分かりません。
2年後就職するのか、5年後転職するのか、はたまた10年後起業するのか、日本に居るのか、海外に居るのか、まだまだ目の前には無限の選択肢が広がっていると思います。
今、大学3・4年生の人は将来について悩んでいるのではないでしょうか?
僕は一歩踏み出すことで全てが変わりました。普段生活している学校から一歩踏み出してイベントに参加する、初対面の人と一歩踏み出してコミュニケーションを取る。
「変わりたい!」本気でそう思う人は何か一歩踏み出してみてください!
このレポートが誰かの一歩を応援することができていたら僕は嬉しいです!!
本当の最後に
今回はるまき家インターンに受け入れて下さったさとおさん!
わざわざ応援に来てくださった皆さん!
僕が挑戦するきっかけをくださったあやかさん!
そしてここまで読んでくれた読者のあなたへ!
ありがとうございました!!!!

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お店情報
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金沢の春巻き専門店
090-1632-2481
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※月・火曜日はお休みです
専用の駐車場が3台あります
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