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はるまき家

コラム 2023.02.01

はるまき家インターン「はるまき家の深イイ話」

 皆さん、こんにちは!金沢大学1年の平山はるひろです。私は普段、大学生活の傍ら将来に向けて様々なチャレンジをしています!この度、「はるまき家」に1月9、10日の2日間でインターンをさせていただきました。今回のインターンで一番学んだことは「目標」です。私は普段から目標を立てる方なのですが、まだまだ全然ダメだったなと痛感しました。この学びを整理するために、レポートを書きました。皆さんにとっても、少しでも学びになるものがあれば幸いです。

【はるまき家とは…】

「母ちゃんの味をみんなに届けたい」と脱サラした息子兄弟が親子で営む春巻き専門店です。オープン当初はキッチンカーでの営業でしたが、2022年6月に念願の実店舗をオープン!より多くの人に知ってもらいたい。よりたくさんの人たちを笑顔にしたい。そんな熱い想いから、ついに金沢駅でのポップアップが実現!12月3日から2月末まで、金沢駅にある金沢百番街あんと西1階にて営業中!
はるまき家【公式】 | 北陸初の春巻き専門店 | (harumakiya.com)

【北村さんとの出会い(私がインターンをしようと思ったきっかけ)】

 私がはるまき家でインターンをしようと決めたのは、2022年12月28日。その日、私は別の用事があって、そのついでに金沢駅のはるまき家に立ち寄りました。そのとき、はるまき家でインターンをしていた北村和喜さん(石川高専5年生)に出会いました。彼はインターン2日目で、はるまき家で様々な刺激を受けていると聞いて、私もやってみたいと強い関心を持ちました。私もさとおさん(はるまき家店主)のようにお客さまを笑顔にしたいと思ったのです。その晩、私は早速、さとおさんにMessengerでインターンをさせてほしいとお願いしました。すると翌日、さとおさんから返信が来て、OKを貰いました。そして、年明けの1月9日、10日にインターンをさせていただくことになりました。

1.目標を立てる!?(インターン1日目:2023年1月9日)

午前11時。はるまき家に来た私は早速、帽子とエプロンを装着し、はるまき家でいざ、接客やるぞと意気込んでいました。しかし、私はさとおさんにインターンを始める前に、今日の目標を設定するように言われました。私は最初、目標設定をあまり深く考えていなかったので、目標を5個以上考えるのが少し大変でした。しかし、さとおさんに助言をもらいながら、1日目の目標を6個掲げました。この目標設定が後々カギになるとは、そのときの私は知る由もなかったのです。(答えは「Ⅵ,目標の大事さに気づく」で。)

1日目の目標】
1.お客さまの笑顔を見たい。
2.笑顔で接客する。
3.初めての接客に挑戦して、経験値を増やし、人生の幅を広げたい。
4.楽しかった、やって良かったと思いたい。
5.お客さまと積極的に会話する。
6.接客時の対応を学ぶ。

 ここで、私の目標設定の基準を説明します。「お客さまの笑顔を見たい」「笑顔で接客する」は、私がはるまき家でインターンをしたいと思った動機なので、それぞれ1つ目と2つ目に目標を立てました。今回、私は初めての接客業に挑戦するので「初めての接客に挑戦して、経験値を増やし、人生の幅を広げたい」を3つ目の目標にしました。そして今回のはるまき家インターンで、とても充実した2日間にしたいと思いました。そのため、目標の4つ目は「楽しかった、やって良かったと思いたい」にしました。また、笑顔で接客するには基本的な接客の手順や「トーク力」がカギなので、5つ目と6つ目に「お客さまと積極的に会話する」「接客時の対応を学ぶ」を目標に掲げました。

. 私のマインドが急降下!?

 目標を設定したところで、いざインターン1日目がスタートしました。さとおさんにまず、声掛けからやってみようと言われて、私は早速、はるまき家に足を止めた方々に「もし良ければ、試食してみませんか?」と声を掛け続けました。しかし、自分がしっかりと伝えられていなかったせいで、足を止めていただくことができませんでした。その結果、私の心はドンドン折れていきます。また、レジの対応もガチガチに緊張していて、私の顔に「笑顔」の一文字もありませんでした。しかし、笑顔を意識すると、今度は会話が固くなり、結局お客さまから笑顔は生まれませんでした。インターン開始前は「接客くらい余裕でしょ」と思っていましたが、全然大丈夫ではなかったです。お客さまと自然にコミュニケーションを取ることが案外とても難しかったです。

.好感度を上げるためには、○○をせよ。

 ここで、基本的な会計時の対応を学びました。支払い手段が様々で、レジの対応も苦労しました。私が会計に手こずり、お客さまが少し不満になっていたときがありました。そこで、さとおさんが「少々お待ちいただけますか。」と言ってくれたことで、お客さまの顔から「不満」の文字が消えていきました。そして、私は何とか会計を一通り終え、基本的なレジ打ちを理解しました。ここで、キーになるのが「ちょっとした一言」です。私は目の前の作業に集中してしまって、ついつい、お客さまを待たせてしまっていることを忘れがちになってしまいました。「少々お待ちいただけますか?」この「ちょっとした一言」が私には抜けていたのです。この些細な一言、「場の空気をしっかりと読む」ことが、お客さまの満足度を上げるための第一歩なのです。

【さとおさんが良い人のワケ】
お客さまに寄り添った対応をする。
感謝の気持ちを伝える。
相手の気持ちを読み取り、言葉を選ぶ。

お客さまを笑顔にしたい。
はるまき家を好きになってもらいたい。
そんな思いで、さとおさんは、はるまき家をやっていました。
一般的なお店の場合、お客さまは味やコストパフォーマンスを求めています。
しかし、私はふと思いました。
はるまき家の常連さんたちは、春巻きの味やコスパに加えて「人」を求めているのでは?
「母ちゃん」や「さとおさん」に会いたい、
話をしたいと思って来店してくださるお客さまもいることに気づきました。

4.自分が出来るようになったことを描こう。

さて、13:45時点で一度、ここまでの振り返りをしました。ここで、さとおさんに教わったのは、「出来ていること」を言葉に書き記すことです。私も振り返りをする際、自分が出来ていないことがたくさん思い浮かびました。しかし、ここで出来ていないことにフォーカスするのではなく、「出来ていること」に目を向けます。そうすることで、自分がどのくらい成長したかに気づきました。「自分、ダメだな」と思っていましたが、「自分、成長してるな」とポジティブに考えることができました! 

【出来ていること!】
・レジの対応の仕方
・メニューの紹介
・お客さまへの声掛け
・お客さまへのちょっとした一言

そして、これらの一連の流れを一人で取り組んでいる春巻き王子さとおさんが
すごいなと尊敬の眼差しで見てしまいました。
改めて、最初に「接客なんて楽勝でしょ」って思っていた自分が恥ずかしいです…

5.「頑張って」その一言が私の励みに…(1日目のハイライト)

 私がお客さまとのやり取りに苦戦している中、金沢大学の先輩がはるまき家に来店してくれました。私は、ずっと接客に追われ昼食をとっていませんでした。先輩は私にバナナのお菓子を差し出してくれました。お客さまがいない隙を狙って、そのお菓子を急いで頬張りました。ごく普通のお菓子なのに、何故だか、とても美味しかったです。おそらく私の頑張りを見て、先輩は応援の気持ちを込めて、お菓子を渡してくれたんだなと思いました。本当にありがとうございます。

また、接客でガチガチに緊張していたときの私の対応では、お客さまに笑顔はありませんでした。それを横で見ていたさとおさんが一言…「彼、インターン初日で、ここで僕のトーク力を学んでいるんですよ」と話すと、先程まで笑顔が無かったお客さまに笑顔が生まれました。(同時に私も笑顔に)
商品を渡した後、お客さまに「頑張ってね!」と応援されました。
初めて知り合いではないお客さまに励まされたので、心がとても熱くなりました。

そのときにさとおさんから言われた一言
「接客が上手く出来ていなくても平山くんが頑張っている姿を見て、応援してくれる人がいるんだよ」
私もやって良かったなと思いました。
その後、さとおさんから1月限定の「ナポリタンの春巻き」を貰いました。
パリッと一口…「あー、沁みるっ!」とても格別でした。
人からの応援は、こんなにも私を勇気づけてくれるのです。

6.目標の大事さに気づく。

あっという間にインターン1日目が終了しました。
ここで、改めて今日1日で出来るようになったことを洗い出してみました。

【出来ていること!】
・レジの対応の仕方
・メニューの紹介
・お客さまへの声掛け
・お客さまへのちょっとした一言
・試食の案内
・お持ち帰りの包装
・様々な春巻きが置いてある場所
・上手くできない中でもまずは一生懸命に取り組むこと

1日で8個できるようになりました!正直、とても驚きました。

【1日目の目標】
1.お客さまの笑顔を見たい。
2.笑顔で接客する。
3.初めての接客に挑戦して、経験値を増やし、人生の幅を広げたい。
4.楽しかった、やって良かったと思いたい。
5.お客さまと積極的に会話する。
6.接客時の対応を学ぶ。

 1日目の目標と比べると、1,2,5の目標がどれほど今の自分と乖離しているのかを、身をもって実感しました。感想としては、接客でこれほど頭を使うとは思いもよりませんでした。お客さまの対応パターンが多すぎて、頭がパンクしそうになりました。これを頭に全て叩き込んでいるさとおさんをとても尊敬する1日になりました。様々なパターンを短時間で理解したので、すぐ忘れないように、常にお客さまのパターンを繰り返し思い出して、明日に備えました。

7.目標は数値化せよ!!!

 2日目になりました。昨日時点での2日目の目標を決め、それをさとおさんに見せました。今日は、しっかり目標を立てたから、準備バッチリと思っていたのですが、さとおさんは私に「目標を数値化するといいよ」と助言してくれました。目標が数値化されることで、1日目の目標と比べて、具体的になりました。そして、目標達成までの道のりがとても見やすくなりました。目標を数値化すると、振り返りをする際に、「自分がどれだけ成長したのか」が一目でわかることです。とても感銘を受けました。目標の数値化、これ大事。

【2日目の目標】

1.お客さまを笑顔にする。4回以上(昨日は2回)2人◎
2.とにかく楽しむ。
→楽しめたかと言われると微妙。でも、やって良かった!
 2日間で、学ぶ量が多くて、濃い2日間だった。とても深イイ話を聞けた。
 忘れないように、逐一メモしていなかった。
3.それぞれのお客さまのパターンを10人実践する。2人△
4.10人のお客さまに対して、気配りができるような対応を取る。2人✖
→今後の目標かも…
5.試食で10人、成功させる。2人✖7〜8人くらいかな….
6.10人のお客さまに対して、間接的な言葉でナチュラルに伝える。2人✖
例:2月末までやっているので!
7.出来ていることを16個にする。

8.質を上げるために。

 目標を数値化したところで、インターン2日目がスタートしました。昨日は一連の接客対応を習得したので、今日はそこから質を向上させていきます。昨日は3連休最終日ということもあり、来客数が多かったです。しかし、今日は火曜日でお客さまも少ないので、1人1人の接客に対して、フィードバックを貰いながら、お客さまとの対応を改善することができました。もちろん失敗は何度もしました。数えきれないほどに。失敗を重ねて、実践し続けることで、一歩一歩ですが、課題を着実に解決することができました。私は結構、忘れっぽい人間なので、とにかく数をこなしていくしかないのです。失敗こそが成功へのカギなのです。(詳細は「はるまき家の深イイ話11選」で。)

9.辛口コメントは愛の鞭!(これ、良いっ!!!!!!)

 私が右往左往しながら接客する中、金沢百番街あんとで働いているスタッフの方がはるまき家に春巻きを買いに行きました。彼女は接客のプロで、今の自分の接客を彼女に評価してもらうことになりました。結果、自分の応対に対して、辛口コメントを添えて、自分の持ち場に帰って行きました。私は呆然として、まさかそんなにたくさん指摘されるなんて思ってもみませんでした。さとおさんからは「彼女はあなたが成長できるように、わざと厳しいコメントを述べたと思うよ」とフィードバックを貰いました。私は「これが愛なんだ」と思いました。

また昨日、私にバナナのお菓子をくれた金沢大学の先輩が今日も「はるまき家」に来てくれました。ここでも、辛口コメントを貰い、私が春巻きの入った箱をぎこちなくビニール袋に入れていたのを見て、「机に置いてビニール袋に入れて、丁寧に春巻きをお客さまに渡した方がいいよ。」と言われました。私は「お客さまは、ここまでしっかり見ているんだな」と思いました。なかなか接客側からだと気づきにくいので、こういう愛のコメントは、ありがたかったです。

今回もう一人社会人の知り合いの方が「はるまき家」に来店しました。その方は去年のクリスマスの日のセミナーでご一緒させていただき、今回は友達に春巻きをプレゼントするために来てくれました。あとで友達と一緒に「はるまき家」に再度来て下さり、春巻きのプレゼントは大成功したようです。購入していただいた春巻きで喜んでくれて、私も嬉しかったです。最後に「頑張ってね」と彼に応援されて、私も最後まで突き進もうと思いました。人からの応援は、こんなにも私を勇気づけてくれるのです。(1日目と同じ)

10.失敗したのに感謝された!?(2日目のハイライト)

 あっという間に2日間のはるまき家インターンが無事、終了しました。数週間のインターンを2日で凝縮したような濃密なはるまき家インターンになりました。ここで、今回2日間のインターンから得た深イイ話11選を皆さんに紹介したいと思います。

【はるまき家の深イイ話11選】
・はるまき家:味やコスパに加えて、人を求めている方もいる。
・お客さまに寄り添った対応をする。
・常連客にはフレンドリーに対応。
→その場に応じて、言葉を変える!
・常連さんには「いつもありがとうございます」と言う!
・「いつもの」一番ベーシックな味のはるまき✖→初めての人には何だかわからない。
・さりげない感じで伝える!→もしよかったら、ご試食もできるので。
・ビニール袋で春巻きを渡すとき
→袋の取っ手を持ち、最後に渡す際に箱の下を持つ。
・お客さまに圧迫感を持たせないことが大事!
・シンプルで分かりやすく説明する。
・初来店の方には、春巻きの中身がわからないので、紙でこの順を伝える。\
・パッケージを選ぶことも楽しみのひとつ!
→お客さまが楽しめるようなコンテンツを提供している。

 これを見て、皆さんどう思いますか?「はるまき家って、こんなに奥が深いのかぁー」と思いませんか?インターン前から、さとおさんのコミュニケーション能力は非常に高いことは知っており、尊敬の念に値していました。しかし、今回のインターンを通して、さとおさんが私にとって、天上人になりました。そして、人生で大事なことについても教わりました。今回のインターンで、「目標の数値化・実践・振り返り」の大事さに改めて気づかされました。この考えは、大切にします!また、出来ていることも増えました。目標通り、1日目の2倍、16個が2日間を通して、出来るようになりました!

【出来ていること16選!】

・レジの対応の仕方
・メニューの紹介
・お客さまへの声掛け。
・お客さまへのちょっとした一言。
・試食の案内
・お持ち帰りの包装
・様々な春巻きが置いてある場所の把握
・応援される振る舞い
・お客さまを笑顔にする。
・目標を数値化する!
・袋を渡す際に、袋の取っ手を持ち、最後に渡す際に箱の下を持つ。
・常連さんに「いつもありがとうございます」という。
・お客さまに「お待たせしてすいません」という。
・レジ袋を取りスムーズに入れる作業。
・失敗をし続けながらも、実践し続けた。→失敗が大事。
・おもてなしの心。

最後に、1年後、3年後の目標も設定しました!

【1年後の目標】
・「共感」をモットーに活動する。
・自分のYou Tubeチャンネルの登録者数が500人を超えること!
・総再生時間4000時間以上を超える。
・視聴回数が1万回以上の動画を2本作る。

【3年後の目標】
・自分のYou Tubeチャンネルの登録者数が1500人を超えること!
・空気が読める良い人になる。
・臨機応変に、全体を見渡して、対応できるようになる。
→マルチタスクができる!

 私は物心がついたときから鉄道が大好きで、鉄道・旅行系の動画を現在、YouTubeに投稿しています。そのため、1年後、3年後の目標はYouTube運営を中心とした目標を掲げました。多くの方々に自分の趣味である「鉄道や旅行の魅力」を発信したいと思い、日々動画投稿を続けています。もしよろしければ一度、私のYouTubeチャンネルを覗いて頂き、チャンネル登録して、応援して頂けると幸いです。

【平山はるひろ】

◆YouTube → https://youtube.com/@notto5730

◆Twitter → https://twitter.com/notto5730

11.ありがとう。(あとがき)

 最後まで読んで下さり、本当にありがとうございました!このレポートを無事、完成させることができたのは、さとおさんを始めとした仲間たちの支えがあったからだと思います。私の背中を押してくれた全ての方々に、改めて感謝申し上げます。こんな最高の仲間に恵まれて、私は本当に幸せです!ありがとう。これからも「平山はるひろ」をどうぞよろしくお願いします。

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090-1632-2481

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11:00~17:00
※月・火曜日はお休みです

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