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はるまき家

コラム 2023.02.05

はるまき家インターン「俺こんなことが出来る様になったんだよ。」

 歳を重ねるに連れて、そういう風に感じることは少なくなってきた気がする。でも、このたった二日間のインターンを通して、そんな経験を沢山した。自分が小さな子供のころに戻ったように、自分が成長していくのをどんどん実感し、ワクワクが止まらない。そして、そんなことを早く大好きな人たちに話したい。

偶然のきっかけと出会い

 まず、僕がなぜこのインターンに参加したのか経緯を話します。僕は今年で二十歳で、1月8日に成人式が地元愛知県で行われていました。しかし、「せっかく成人になるなら、自分を戒めてやろう」とふと思い、1月6日から15日の10日間、愛知県蒲郡市から300km離れた富山県高岡市まで歩いて旅をしました。

他にも旅の経過などをインスタグラムに載せているので、そちらも是非ご覧ください
Instagram: https://instagram.com/yuhi__1107?igshid=MWI4MTIyMDE=

 そして、その際せっかくなら金沢にいる友達に会いに行こうと思い、友人のかずきくん(初代はるまき家インターン生)に会いにきました。そこで、彼に「紹介したい人がいる」と言われて、紹介されたのがはるまき家のさとおさんでした。話しているとすごく何かが共鳴しているのを感じ、気づいたらかずきくんにインターンを勧められ、速攻でお願いをし、承諾を得て翌日からインターンをすることに決まりました。

思ってたんと違いますやん

インターンが始まりましたが、どんなことをするのか全く知らされていなかった僕は、「元気よく春巻きを売れば良いんでしょ?余裕ですやん!だって僕300kmも歩いたんですもん!」と思ってました。すると突然、さとおさんに「今日の目標は?」と聞かれ、じゃあこんなもんかなぁと5つ、

・お客様とスムーズに会話する
・焦らない
・お店の事を気になっているお客様に、とりあえず店頭まで足を運んでいただく
・挨拶を元気よく丁寧にする
・今日一日の反省を文字におこし、明日や、今後に活かせるようにする

そして、あと2つさとおさんに勧められた課題が
・今日を楽しむ
・学びを25個見つける(ちなみに最初は「とりあえず1つ」と書いてました。)

でした。「え?25個も学ぶん?お客様に店頭まできていただく?うわぁそんなこと言わなきゃよかったわぁ」とここで少しずつ自信をなくし始めます。

 いざ、お客様がきてみると、飲食店でアルバイトしてた時と同じく、ロボットの様に無機質な対応をし、接客でミスをしないようにと頭がいっぱいで、挨拶すら忘れてしまっていました。「待って、俺全然出来ないじゃん、、、」さっき自分で立てたばっかの目標すら忘れて、何も出来ませんでした。

相手の意図を汲み取る

 そんな自信が削がれていく中、あるお客様が僕たちに栄養補給ゼリーをくださいました。そこで、さとおさんが僕に対して、「なんであの人はこれを選んだと思う?」と聞いてきました。しかし、僕は、ただの差し入れとしか思えなくて、全く検討もつかなかったです。「あの人は、僕たちが忙しくてお昼ご飯も食べれないから、その中でもサッと栄養が取れる物をわざわざ選んでくれてるんだよ?しかも、普通お店に何か買いに行った時に、差し入れとか渡す?これってめちゃくちゃすごいことじゃない?」と言われ、僕はさとおさんとお客様の両者に対して、驚きの余り言葉も出ませんでした。「この2人はこんな高次元の世界で生きているのか、、やっばぁ、、」と圧倒されました。

はるまきを売って、接客をするだけではない

始まってまだ数時間しか経ってませんが、すでに学ぶことが多すぎて、頭がパンクしそうなのと同時に、自分が出来てなかったことがどんどんあらわになって、メンタルも徐々に削られて行きました。そんな時ある観光客の方が、別のお店の場所を訪ねてきました。さとうさんも正直その場所はよく分かってませんでしたが、出来る限りの手助けをしようと、努めていました。

さとおさん:「どの案内を見たんですか?」
観光客:「入り口の前の電工案内板です」

 そう言われ、さとおさんは一緒に外の案内板を見にいき、そこに表示されていた場所を丁寧に教えてあげていました。「自分も知らないことだし、なんならはるまき家に全く関係ないのに、ここまでしてあげるのか」と再び、驚きの余り呆気に取られてしまいました。

 すると、さとおさんに「TTPだぁ!笑 俺のやっていることを(T)徹底(T)的に(P)パクってみな?!笑」と言われ、最初はどうしたら良いかわからなかったですが、午後に来たお客さんのリュックが全開になっていて、声をかけるのにすごく緊張しましたが、この時のことを思い出して、「すいません、リュック開いてますよ!」と声をかけることが出来ました!

勇気がでない

 一つやっと出来たと思って喜んでいたのも束の間、外国人観光客の方が目の前を通った際に、ご試食いかがですか?と声をかけるチャンスがやってきました。僕は去年(2022)の夏にカリフォルニアへ、秋にはイギリスへ行っていたため、日常会話程度の英語なら話せる状態でした。しかし、「みんなが見てる前でもし間違った英語を使ってたら恥ずかしいな」と思ってしまい、声すらかけられませんでした。また、はるまきを購入していただいたお客様と、楽しくコミュニケーションを取ろうとしても、「くだらないことを言ってスベったら恥ずかしいな」と、全くコミュニケーションを取ることも上手くいきませんでした。勇気を出して、一歩踏み出すだけなのに、それが怖くて前に進めませんでした。300km歩いてきたということで、伸びに伸びていた僕の天狗の鼻はボッキボキに折られて行きました。

一度立ち止まって、自分が進べき方向を確認する

 とりあえず、午後になったのでお昼休憩を取ろうとしていた時「やっばぁ、、俺お客様と楽しくコミュニケーションも取れないし、外国人に声もかけれないよぉ、、もう数百キロ歩いた方がいいのかなぁ?」とネガティブになっていました。(結局、この数日後、自転車で愛知県から東京まで300km、自転車で吹雪と逆風の中、走り切りました。)そんな時、さとおさんに「もう一回今日の朝立てた目標見てみたら?」と言われ、再確認。

・お客さんとスムーズに会話する
・焦らない
・お店の事を気になっているお客さんをとりあえず店頭まで足を運ばせる
・挨拶を元気よく丁寧にする
・今日一日の反省を文字におこし、明日や、今後に活かせるようにする

「どう?今日の朝立てた目標は達成出来てる?」と(優しく)言われましたが、達成どころかほとんど忘れてしまっていて、ましてや、めちゃめちゃ焦っていました。元気に挨拶すらも全く出来ていませんでした。でも、この瞬間、「あ、今日の目標ってそういえばこれだった!じゃあとりあえず、午後はもっと目標を意識してやってみよう!」と気持ちが入れ替わり、少し進むべき方向が分かって心が軽くなった気がしました。

少しずつ少しずつ

 そうやって、何回か繰り返しているうちに僕は、4つの目標を達成することが出来ました。元気に挨拶をし、焦らずに接客をし、お客様に声をかけ、コミュニケーションを取る。 さらに、その過程で僕は、「大きな発見」をしました。接客中に焦らない様にと、お客様にあらかじめ「今日が初日で慣れていないので、遅くなってしまったすいません」と言った際に、お客様から「がんばってね!」と優しく声をかけていただきました。どんどん成長していく自分に酔いしれていて、気づき損ねそうになりましたが、少し立ち止まって考えてみると、「こんなことって接客をしていて、当たり前に起こることだろうか?初対面の、接客態度ミシュランマイナス五つ星のような僕に、こんな優しい言葉をかけて下さるなんて、当たり前に起こることだろうか?これって本当に有り難いことなんだ」と気づきました。ずっと緊張していて、ロボットになっていましたが、勇気を出して挑戦してみた結果、このような有り難い経験をすることが出来ました。このように僕は徐々に徐々に成長していってたんです!

 もし、目標設定をしていなければ、何が出来たのか、何が出来なかったのかも分からず、せっかく成長したのに、気づけずに終わってしまっていたかもしれません。

 そんな良い経験をした一方で、少しずつ自信もついてきたので、「やっぱ俺出来るじゃん?!よし!次は、はるまき家が気になっているお客様に声をかけるぞ!」と意気込んでいました。すると、お店をジーッと眺めているお客様がいたので、「よっしゃぁ!チャンス!」と思い、今日の中で一番元気よく「試食しますか?!」と声をかけました。しかし、勢いが余りすぎていたため、お客様は僕にドン引きして、去っていってしまいました。確かに、お客様に声をかけるという目標は達成できましたが、それが全体的なゴールではないため、声のかけ方に修正を加えなければなりません。

あっという間終わった1日目

今朝立てた課題をどんどんクリアして行き、調子がよくなってきたところで、1日目の終わりを迎えました。朝の11時〜夕方5時までのたった6時間で、1週間分くらいの情報を得て、失敗と成功を沢山し、頭がいっぱいになっていました。とりあえず、それらを整理するために、振り返りを書き、明日の目標を立てました。

今日の振り返り

・お客さんとスムーズに会話できるようになってきたが、元気が足りなかった。→明日は肩の力を抜いて、元気よく話したい。

・やることは簡単だけど、スムーズにやろうとすると、結局あせってしまうこともある。学んだことをすべて同時にアウトプットするのではなく、まず意識することに優先順位をつけ、一つずつやっていき、できた時には改めて自身の成長を感じるようにする。

・外国人のお客さんや、興味をもってくださったお客さんとの距離の詰め方が難しく、ためらってしまうことがおおかったが、チャンスはしっかりととりこぼさないようにしたい。

・挨拶もおろそかになっていたので、明日はまずはあいさつ!

・視野を広くもって、ひとつでも多くのことに気づく

「今日も沢山成長できたから、明日も頑張って、目標を達成するぞ!」と意気込む一方で、内心、「でも、再び今朝の様なスタートになってしまったらどうしよう」と、不安でもありました。

春巻き専門店はるまき家でインターン 学びを教わっている時の写真
さとおさんから丁寧に教えてもらっている時

番外編

 インターン1日目を終えた僕は、例のかずき君と、金沢のお友達と三人で晩御飯を食べに行きました。この2人実は同じ小中学校の先輩と後輩なのですが、会うまで全く分からなかったそうでした笑

インターン1日目を終えて友達の食事へ。2日目のために休養。」
余談:見ての通り僕は写真となると笑顔が硬くなってしまうので、
顔の筋肉が和らぐ方法などを提案して頂けると嬉しいです。
是非僕のSNS等のDMで、ご連絡ください🙇‍♂️笑

二日目の始まり

 二日目を始める前に、初代インターン生のかずき君のレポートを読みました。この文章を読んで、感動したという人もいるそうで、すごく読むのが楽しみでした。実際に読んでみると、文章もすごく読みやすく、写真も沢山載せられていて、すごく見やすかったです。そして、彼もまた1日目は僕の様に苦戦苦闘し、もがいているのが感じられ、親近感も湧き、「自分も彼みたいに2日目はもっと大きく成長できるかも!」と、自信も同時に湧きました。

そして、改めて昨日の振り返りを読んで、何が出来て、何が出来なかったのかを確認しました。それを踏まえて、今日はどういう目標を立てようか考えていると、さとおさんに、「数量化、定量化出来る目標を立ててみようか!」と言われ、最初は戸惑いましたが、少し考えて、

・15人笑顔にする 
・興味を持っている人に声をかけて、10人に返事をもらう 
・元気にあいさつを30回する 
・30個学ぶ
・外国人に2人こえをかける 
・話のネタができるような活動を3つする
・友達2人以上にこのインターンに参加してもらう(このインターン後の目標)

という目標を立て直しました。

 昨日に比べて、出来たかどうかが分かるのに加えて、課題達成までの過程で今自分はどこにいて、あとどれくらい何をしたらいいか、までが具体的に分かるようになりました。確かに、自分が歩いていた時も、あとどれくらい歩いたら到着するのか、分からないより、わかったほうが進んだ距離が目に見えて分かり、モチベーションも上がるというメリットがありました。

昨日の反省を生かして

 心の準備は万端で迎えた1人目のお客様は、さとおさんのお知り合いの金沢大学に通うのこちゃん。さとおさんの知り合いということもあり、少し気を楽にしていると、さとおさんに、「歩いてきたことを話してみな!?笑」と、言われ、話していたのですが、僕は、歩いてきたという事実を淡々と述べただけで、再び無機質な会話になってしまいました。「やっべばあ、またやっちまったよ、、」と軽く絶望しましたが、僕が歩くときに使った杖の先端が、お花が開いたようになってしまったのを見せたら、すごく笑ってくれて、ほっとしました。

まだまだ試練は沢山

 なんとか、笑顔にすることが出来、ほっとしていたのも束の間、昨日の振り返りで、一番最後に、”視野を広くして多くのことに気づく”と書いていて、ゴミを持って歩いている観光客の方を見つけることは出来ましたが、そのゴミを受け取り、捨てるというところまで出来ませんでした。再び、あと一歩が出せずにいました。

さらに、そこへ色々なお店を物色している外国人観光客の方がやってきました。今日の課題を達成するチャンスが目の前にありましたが、先ほどと同じく一歩が怖くて踏み出せずにいました。すると、さとおさんが「今いったら良いじゃん?」と言ってくださり、その一歩を踏み出すことが出来、英語で声をかけることが出来ました。間違えないようにと不安でしたが、喋り始めたら無意識にどんどん会話が成立し、なんと春巻きを3本も購入してくださることになりました。そうやって勇気を出して頑張った結果、その方に自分の英語を褒めていただけもしました。

「やっと出来たぁ!」と、一息つこうと思ったら、「グーグルレビューを書いて欲しい」というのを忘れており、金沢駅構内を爆走して追いかけ、なんとか伝えることも出来、良い1日の出だしを切ることが出来ました。

とにかく「まずはやってみる」が大事

 ここまでで既に僕は、かなり大きな学びを得て、それを実践していました。それは、「まずはやってみることが大事だ」と、言うことです。昨日も今日も、一歩踏みだせなかった時は、自分が挑戦出来なかったという事実しか残りませんが、挑戦して失敗したら、何がいけなかったのか、次挑戦するときにより良い方法で挑むための考えるきっかけになるかもしれません。一方で、成功したら、頑張って良かった、自分は成長したんだと言うことが実感でき、再び次へと向かって行けるからです。

つまり、失敗でも成功でも挑戦をした場合、挑戦がまた新たな挑戦を生み出し、それを繰り返していくことで、成長して行けるのだと言うことです。ただ、言葉にしてみると当たり前なんですが、実際にそれを意識して、行動に移してみることは、最初はすごく難しく感じます。なので、最初にやってみることは、すごく小さなことでも良いのかなと思います。それを繰り返すうちに、おのずと雪だるまの様に、どんどん大きくなり、最初は無理だと思っていたことでも挑戦できる様になると思います。

「実践」

 そんな大きな学びをしても、実践しなければ勿体ないですよね?すると、昨日の様に道を訪ねてくるお客様がいました。昨日や今朝は、全く手助けをすることが出来ませんでしたが、せっかくの実践のチャンスがきたので、今回は僕がさとおさんの真似をして道案内をすることにしました。(これがTTP!笑)

まず、どこの案内をみて訪ねてきたのかを聞いて、一緒にその案内を見て、お探しのお店の手前まで丁寧に案内する。僕にできるか不安でしたが、「まずはやってみよう」と、実践してみました。結果的に、やることは分かっているので落ち着いて出来、その方と会話をする余裕も生まれました。

僕「今日はどちらから来られたんですか?」
観光の方「愛知県からです」
僕「え?!僕も愛知県出身です!」

 なぜだか分からないけど、謎の同胞意識によって、この時金沢駅にいた誰よりも僕は興奮しました。これも、「まずはやってみた」の産物です。もし、道案内をするのを躊躇していたら、こんなに興奮することもなかったですし、また挑戦出来なかったと、ネガティブになっていたと思います。

僕を一目見に足を運んでくださった方々

 沢山の試練を乗り越え、さとおさんや、お客様、実践を通して学び、波に乗ってきて、接客の質がミシュランマイナス星5つからマイナス2、3つまでになってなってきた時に、金沢から世界に氷を販売している、さとおさんの親友や、昨晩一緒にご飯を食べに行った友達や、本日2回も足を運んできてくれた、のこちゃんなど、色々な方がきてくださいました。僕は生まれて初めて金沢にきたため、知り合いも全く少ないですが、その数少ない方々がきてくださり、すごく嬉しかったです。中には差し入れを持ってきてくださる方もいて、僕の心は揚げたての春巻きの様に温まって行きました。本当に有難うございました。

 これもやはり、忘れてはいけませんが、人生でこのような経験ができることなんて、人間に数回ならないと出来ないくらい貴重で、有り難いことだと思うので、今後も一生大切にしていきたいと思います!

ラストスパート

 みんなに会えて、心が温まった僕は、残り時間ここまでで出来る様になったことを駆使して、今日の課題をクリアしようと頑張っていました。

 そして、もう一度今日の目標を振り返ってみると、

・15人笑顔にする 
・興味を持っている人に声をかけて、10人に返事をもらう 
・元気にあいさつを30回する 
・30個学ぶ
・外国人2人にこえをかける 
・話のネタができるような活動を3つする

これまでに、既に10数人笑顔にし、5、6人に声をかけ、挨拶も元気よく30回し、20個の学びを得て、外国人に声をかけ、話のネタが出来るような活動が出来ていました。このように、目標を数量化、定量化したことで、目標達成まで後少しだと言うことが分かり、より一層頑張ろうと思えました。そして、僕はもっと出来ると思い、さらに外国人二組に声をかけることに成功して、購入して頂くことが出来ました。気づけば昨日は緊張で声すらかけられなかったのですが、課題を設定し、頑張ったことで今ではここまで出来る様になりました!

他にも、課題にはなかったことで、いつもは恥ずかしくて言えなかったですが、接客の最後に、「今日も良い1日にしてください」や、「本日もお仕事ご苦労様でした」など、優しい言葉を添えることも出来る様になりました!

 僕は、調子が良いとたまにこうやって、自分が定めた限界を超えることが出来ます。そのせいで、カリフォルニアに行った際に、シャワーのレバーをMAXにしているのに、温度が上がらず、限界のその先へ行ってしまい、レバーを破壊したこともありますが、笑

そもそも何で、水量と水温が比例してるん?

そんなことはともかく残りわずかな時間を大切に一生懸命頑張っていたところに、初代はるまき家インターン生のかずきくんと、二代目の平山くんもきてくれました。そもそも僕はここまで多くのことを学べたのも、このかずきくんのおかげさまで、彼に出会うことがなければ今頃、「宗谷岬を目指すぞぉ!!」とか言って、新潟県北部か山形県くらいを歩いていたかもしれません。本当に感謝です。有り難う!

 また、平山くんは初日にも来てくれて、僕が300km歩いてきた話をしたら、「気持ち悪!」と笑顔で言われ、笑いが止まりませんでしたが、彼もこのインターンをして、今いろんな挑戦をしていて、すごく刺激をもらえました。そして、この後一緒にご飯も食べにいきました!あと、写真を撮るとき、笑顔が硬くなるので、その前にパッと写真をとってくれるという気遣いに本当に感謝してます!本当に有り難う!

総括

このたった二日間。時間にするたったの12時間で、僕はこんなに出来ることが増えました。数え切れないくらい多くのことを学びました。色んな人に出会い、経験をしました。人生でここまで密度の濃い時間を過ごしたのはこれが初めてな気がするくらい、いろんなことで満ち足りていました。最初は挑戦すら出来ず、ポップアップのブースの中に閉じこもっていましたが、最終的にはその外へ飛び出して行ったり、久しぶりに初対面の人の前で素を出してお話をすることが出来たり、外国人の方と日本で英語で話したり、とにかく沢山のことが出来る様になりました。

 さらに、後日愛知県から東京へ自転車で300km行った際にも、渋谷でご飯を食べている時、横にいた外国人の方に充電器を貸したりすることも出来ました!ここで、学んだこと、出来る様になったことが、その後にもしっかり生きていくということがしっかり実感できました。

 そして、このインターンを通して僕にとっての1番の学びは、やはり、「まずはやってみる」と言うことでした。新しいことや、挑戦をするのは不安や、恐怖を伴いますが、やらなければ、その先のプレミアを手に入れることはできない。やり始めてしまえば、自ずと体も頭も心もついてくるので、その一歩がすごく大きいものなんだと思います。

改めて、このレポートをここまで読んでくださった、大好きなみんなに伝えたい!
「みんなのお陰で、俺こんなに沢山のことが出来る様になったんだよ!」
本当に有り難うございました。

また、金沢きたら、はるまき家には必ず寄るぞ!おー!

最後に

僕は、今20歳で、去年1年間浪人をしましたが、大学受験に失敗し、現在アメリカの大学に行こうと思っていますが、この1年自分は同世代の人たちに大きく遅れをとり、将来がすごく不安になっていました。300km歩いたり、自転車で走ったり、海外へ1人で行ったりすることはできても、社会的に何も誇れるものがなく、自信なんてものは全く持ち合わせていませんでした。ですが、そんな僕に沢山の成功体験をさせてくれて、自信を与えてくれたり、「今やっていることをとことん追求していけば良いんだ」と思わせてくれたこのインターンは、僕にとって本当に大きな存在となりました。本当に有り難うございました。

 そして、もし、このレポートや、何かのきっかけではるまき家でインターンをしようかなと、思っている人に伝えたいのですが、「まずはやってみて」ください!このインターンに参加するか、しないかは、かなりの確率で自分の人生を良い方向へ変えてくれると思います。もちろん、インターン以外でも、何か挑戦しようと思っている人もです!決して上から物を言える様な立場ではありませんが、これだけは言っておきたいです。

牧原 雄飛

はるまき家公式HP:https://harumakiya.com/

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お店情報

はるまき家
金沢の春巻き専門店

〒920-0848
石川県金沢市京町25-20

090-1632-2481

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11:00~17:00
※月・火曜日はお休みです

専用の駐車場が3台あります
(マップをご確認ください)

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